■ ID | 273 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埼玉県東部から東京都低地帯にかけての沖積層のAMS14C年代 |
■ 著者 | 宮地良典
産業技術総合研究所 石原与四郎 福岡大学 木村克己 産業技術総合研究所 中島礼 産業技術総合研究所 中山俊雄 東京都土木技術研究所 八戸昭一 埼玉県環境科学国際センター 堀和明 産業技術総合研究所 田辺晋 産業技術総合研究所 中澤努 産業技術総合研究所 斎藤文紀 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 地球惑星科学関連学会2003年合同大会、平成15年5月26日 |
■ 抄録・要旨 | 日本最大の人口密度をほこる埼玉県東部から東京都にわたる地域は地下に埋没した谷や段丘、そしてそれを埋積する軟弱な地層が厚く堆積している。本研究では埼玉県草加市・東京都江東区小松川で掘削したコア等を対象として、岩相・層序の観察をおこない、約100試料以上のAMS14C年代の測定を実施した。その結果、従来の見解では埼玉県三郷市や東京都江東区大島では、最終氷期〜約8千年前は急速な堆積期、約8千〜5千年前までは安定期、それ以降は急速に粘土が堆積する堆積期とされていたが、今回の測定により、9千年前までは急速に砂層が堆積しているが、その後の粘土層は比較的緩やかではあるが徐々に堆積し、2千年前以降は比較的堆積速度が速くなることが判明した。 |
■ キーワード | 沖積層 |
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